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あなたの命を私の命にいただきます

例年ですと年長さん(らいおん組)は、綾町原田さんからこの素敵言葉を教えて頂いています。今年は口蹄疫のために移動を自粛していてまだ行けていないので、この機会にらいおん組さんへ話をしました。

あなたの命を私の命にいただきます

うしとおひさま

この1ヶ月で私たちのまわりは一変しました。畜産農家さんはもちろん、獣医さんたち、その作業に関わっていらっしゃる方々の心労を思うとたまらなくなります。

今回、獣医として現場で日々戦っていらっしゃる、ある卒園児のお母さんよりメールが届きました。

口蹄疫防疫作業、現場の声です。

殺処分現場では、作業終了後に消毒液のシャワー(車両消毒に使うのと同じ動噴)を全身に浴びて、ろくに壁や囲いのない仮設テントで、パンツもはきかえなくてはならない防疫体制なので、女性は入れないのです。

先週は口蹄疫ワクチン接種で三つの市町を廻りました。

苦汁の選択で同意したとは言え、農家の悲しみは計り知れないものがあります。

獣医も地元の農家さんへのワクチン接種はやりたくない仕事ではありますが、家畜も畜主も逃げないで受け入れて下さっているのに、私たちが個人の感情で逃げてはいけないと思い、微力ながら手伝ってきました。

最終日の昼過ぎに伺った農家さんで期せずして口蹄疫の患畜を見つけてしまい、家畜保健所がくるまで農場居残り、先週末は外部との接触を避けるために、基本自宅待機していたわけで、息子にも不自由な生活をさせています。

これから殺処分が待っているのですが、農家さんに対する言葉が見つかりません。

せめて牛舎ではない所でこのつらい仕事をしたい。

牛舎を出るときは、生きている状態で最後の元気な姿を見送ってもらえるように配慮してほしいと願っています。

涙が出るので、この辺で。

その後のやり取りのあと、またメールをいただきました。

皆さん、本当にありがとう。来年の春には、また木々の新芽が萌え出すように、何もなくなった児湯郡から、新しい家畜の芽吹きが始まるものと信じています。

まだまだ長い道のりですが、応援をお願いします。

コメント:20

そめ 2010年6月 5日 05:44

現場の声は、そんな事までと思うほど、大変で、何と言ったらいいのか、言葉も出ません。ラジオでも、農家さんが「一生分の涙を流しました」と言っておられました。
私たちは、私たちに出来る事をやって、協力するしかないですね。このメールをくださったお母さんが、「農家さんへ,今まで通り、挨拶してください!」ともいっておられました。
どうか、一秒でもはやく、終息の日が来るように心から願います。

しろぞろ 2010年6月 5日 13:31

”おひさまっこ!”に初参加です。まるいちゃん、「そめ」ちゃん、メールありがとう。よこやまも元気ですか?
厳しい畜産業の仕事をしつつも、今日は、おひさまらしい写真の数々や、記事・コメントを見ながら、懐かしく、また心休まるお昼のひと時を過ごしています。
うちの息子も、おひさま保育園を卒園して早や2年が過ぎました。おかげさまで友達に恵まれ、登校-学校生活-下校と、毎日大笑いしながら過ごしているようで、それが何よりと思っています。家では相変わらず、「お片付け」をめぐって、父と闘争していますが、この時期の子どもらしい外向性で、叱られてもケロッとして、やりたいことに熱中しています。そんな我が子を応援したい!
ところで、去年から一緒に暮らしているシロウサギ(日本白色種)の「しろこ」と「ぞろり」(息子が命名)に、かわいい赤ちゃんが生まれ、里親様を探しています。よかったら見に来てください。カブトムシも、たくさん羽化したら、また神社の林に放してやって下さいね。
小さな命を育むことがライフワークになりつつある、母ちゃんでした。

キキ 2010年6月 5日 17:43

しろぞろさんコメントありがとうございます。昨日はお散歩中にしろぞろパパの車とすれ違い、思わず大きく手を振り返しました(笑)。
卒園してからもおひさまを応援してくださる父さん母さん達に見守られ、おひさまっこは元気です。口蹄疫の問題でお散歩先が限られてきていますが、どこでも楽しめるのがおひさまっこです!
「しろこ」「ぞろり」見に行きたーい。

まんご~ 2010年6月 5日 20:30

口蹄疫の記事を読むたびに涙が出てしまいます。農家さん、獣医さん、関係者の方々、本当につらく厳しい作業をよく頑張っておられると思います。佐土原も豚の殺処分が始まるそうです。うちの主人の会社もこの作業にあたるみたいで、こんな身近にくるとは正直おどろきました。もしかすると主人も現場に行くことになるかもしれません。「でも誰かがやらないかんちゃから」そういってます。本当に皆さんそういう思いで一生懸命やっていらしゃるのだとおもいます。この辛く長い冬が早く終わって笑顔の花が咲く春が一日でも早くきますように・・・


アップリン 2010年6月 6日 15:49

初参加します。マニアックな内容が多い中(それも楽しく読ませて貰っていましたが)口蹄疫問題に対しても真剣に受け止め考える方たち・・・素晴らしい仲間達で構成されているのを感じます。今後も覗かせて貰い刺激を受けたいと思います。宜しくお願いします。

UK 2010年6月 7日 19:20

口蹄疫のニュースには胸が痛むばかり。
関係者の方々のご苦労も計り知れません。
おひさまホームページに掲載されていた現場の方の声は
私たちが厳しい現状をより理解することにつながると思いました。
インターネットの利用により、広く情報が届くようになり、
私たち卒園児の家族にも、おひさまがより身近に感じありがたく思います。
口蹄疫についてのページも、子供たちが自然とたわむれるページも、
たくさんの方に見ていただきたいですね。

そめ 2010年6月 7日 22:05

卒園児のご家族の皆さんの存在は、やはり心強いです!
これからも、よろしくお願いします!

そめ 2010年6月 7日 22:08

アップリンさん、参加嬉しいです!
いろんな方に参加していただきたいですね。
マニアック気味!?ですが、愉快でまじめな仲間達です。どうぞ、よろしくお願いします!

しろぞろ 2010年6月 9日 13:12

薄暗い夕方、帰り道。
ブルーシートの囲い、車両用の出入口、ロープ張りに下がる「立入禁止」の看板。中には、穴。
黒土の畑を掘った黒い、暗い、穴。
家畜伝染病予防法という法律で定められた、深さ5mの、穴。
囲いの隣で、ラッキョウを収穫する高齢の農家。畜産兼業農家。
「畜生(家畜のこと)に、煩悩をかけたらいかん。」と話す。
「いつかは食肉として出荷され、なくなる運命の命。それが少しばかり、早くなっただけのこと」と言う。運命の日は、明日。
その後ろ姿に、戦争を生き抜いてきた人の、強さを見た。

そめ 2010年6月10日 21:23

現実に毎日そんな事が行われていて、私は、直接関わる事も、おそらく目の当たりにする事もないのだろうと思います。でも、しろぞろさんが伝えてくれることで、私なりに反省したり、こどもたちへ、何を伝えていくべきか考えたりしています。これからも、伝えて下さい。よろしくお願いします。

しろぞろ 2010年6月11日 12:33

明方の4時頃、診療用の携帯電話が鳴りました。
発信元は、牛を飼っていらっしゃる口蹄疫発生農家さんです。
埋却地選定や殺処分が進まず、まだ、牛を飼育し続けていらっしゃいます。
「先生、ゆうべの11時頃から、産気付いちょって、ものすごくいきむけど、なんも出て来んっちゃわ。」
「○○さん、(産道に)手ぇ入れられる?」「やってみるけん、何も触らんがぁ。」
「ねじれちょらん?」「うんにゃ、普通じゃ。」
30分後…
「先生、親牛がよう立たたんごっなった。」
「もう1回、手ぇ入れてみて。」「あっ!足じゃ、足に当たる!」
「ひづめは、上向き?下向き?」「上向いちょる、逆子かもしれん!じゃけど、もう、子牛が動かんがぁ。」
「そしたら、足の下に手を回してみて。頭に当たらん?」
「あった、あった!引っ張っていいと?」
「ぐるっと回すようにして、上に引っ張りあげて!」
20分後…
「先生、生まれた!生きちょったよ!おっきな男ん子じゃ!」
「良かったねぇ、おめでとうございます!よく頑張られましたねぇ!」
いつもなら、すぐに車で駆けつけて、獣医と畜主が一緒になって、子牛の出生を喜ぶ瞬間でした。
自分で思わず「おめでとうございます」と言った後で、複雑な心持ちになりました。
それでも、命の誕生を喜ばずにはいられないのが、獣医と畜主なのです。

ぜぶら 2010年6月12日 15:39

やっとデジタルな世界に参加です。
口蹄疫問題、日向に住む実家の母~数日前に「もう大丈夫なごたるわ。やっと首の皮がつながった~心配掛けたねありがとう!」と言っていた矢先・・・日向で新たに患畜が発見され・・・「もうだめじゃ~どんげしたらいいっちゃろうかい?」動向についてなんの申し渡しもないまま時間だけが過ぎていく。一喜一憂している高齢の父母・・・精神状態が良い訳は無く、それでも牛舎の消毒をしながらここから患畜は出さないと頑張る父母。顔を見に帰りたいけど・・・どこでどんな風に菌が運ばれて行くのか分らないのに帰る事で迷惑を掛ける事だけは避けたくて、電話口で泣く事しか出来ません。

冬場に子牛が病気になればコタツを持ち込み、暖をとらせ毛布を掛けて一晩中看病していた母・・・若い頃から二人で真面目に一生懸命働いて土地を購入し、牛のえさになる草を植え、悪さをする草が生えてくれば・・・牛が食べて肥料になった時に又悪い草が生えるからと、草の中の草を抜き肥料を持っていく農家さんの事まで考えていた母・・・
父母の生きがいを奪わないで欲しい!そう祈るばかりです。

防疫体制を取っている方達も休みも取れず大変な作業を続けて下さっています。一日も早い終息と宮崎県に元気が戻る事を願っています。しろぞろさんもファイトです!

まんご~ 2010年6月12日 18:43

口蹄疫ますます深刻化してきてますね。図書館、公園も閉鎖されていて周りに子供の姿がなく、寂しい感じです。まあ雨のせいでもあるでしょうが・・・今日は娘とフェルトボールを作りました^^ひたすらコロコロとしていると自分がアライグマになったような気分になり、いかんいかんと気をとりなおしてひたすら作りました。大量にできたフェルトボール、さて何を作ろうかな~と思案中です。

そめ 2010年6月12日 22:25

ぜぶらさん、顔を見に行く事も出来ないなんて、ほんとに辛いですね。どうかこのまま終息して欲しい。願うばかりです。
雨ですね。我が家はおみせやさんごっこで盛り上がってました。ポイントカードで何でも買えるサービス満点のお店です。さて、明日はどんな一日になる事やら!

インドアかーちゃん 2010年6月13日 19:07

はじめまして。在園児さー坊の母です。

宮崎県の畜産農家の再建支援を国に求める署名へのご協力、ありがとうございました。
55名分の署名を6/10にJA宮崎に送りました。

シロゾロさん、貴重な現場の声をありがとうございます。

本当に、一日も早い終息を願うばかりです。

今日は所用のついでに西都原に行きました。


インドアかーちゃんは5分で手持ちぶさたになりかけましたが、最近蝶とりにハマっている息子が蝶めがけてかけまわりはじめたので、それをながめていました。

結果(蝶果?)。網を持っていかなかったので、手で蝶をつかまえました。私が(^^)v


そめ 2010年6月16日 21:53

インドアかーちゃん、なんだかんだ言いつつ、毎年いろんな生き物にはまっているような...誰よりもアウトドアだったりして。息子につられて!

ぜぶら 2010年6月17日 23:40

口蹄疫問題、実家のその後。
日向の耳川より北側で発生した口蹄疫の処理は、迅速に終わり・・・
1キロ圏内の抗体検査が行われているそうです。実家は、圏内を外れていたようで、今の所・・・気の抜けない、けど牛さんの居る平和な日々みたいです。
それでも問題はいろいろあって~せりがない事で、「子牛のせり市やとに、親牛になりよるわ~」と、少し冗談?も言えるようになってます。このまま・・・こおまま・・・!
みんな~頑張れ!

しろぞろ 2010年6月19日 09:33

ぜぶらさん、終息まで気が抜けない日々が続きますが、「忍」の一字で頑張っていきましょう。明けない夜はありません。
「頑張って」と書いたものの、あまりにも長い間続く口蹄疫不安のため、もう頑張れないのが正直なところではないでしょうか。
農家の方も、見えないウイルスを恐れて外出を控えていらっしゃるので、電話でも家の前(防疫上、敷地内には立ち入れない)での立ち話でもいいから、普通に周りの人と話をする時間が、一番なごむとおっしゃられることが多いです。季節の花のことや、育てていらっしゃる作物のこと、ご家族のことなど、少しでも明るい気分になれる「普通の」話題が元気をくれるかもしれません。

静かに着々とワクチン接種家畜の処分も進んでいます。佐土原の家畜も、西都・国富の町境に近い場所に、共同埋却地を確保して、今週半ばから作業が始まったようです。
畜産に直接関わっていらっしゃらない方にも、こんなにたくさん関心をもってもらっているのは、本当にありがたいことです。
処分作業に出られない獣医師は、よりよい畜産の再建に向けて、
「今よりもっと病気の心配を減らし、もっと収益性を上げて、もっとやりがいのある畜産」ができるように、農家のバックアップの準備をしています。
そのためには、農家さんの存在が一番大事なのです。
今が一番辛い時期だと思います。
でも、農家さんがいてくれなければ、日本の産業はダメになってしまう。これから、農家の皆さんにやってもらわなければならないことが、たくさんあるのです。農家さんにしかできないことが、たくさん!
第1次産業の弱い国に未来はないと、常々、感じています。

つい、熱くなってしまいましたが、これが1獣医師の本心です。
仕事がなくなって解雇されたら、農業しようかな~♪

ぜぶら 2010年6月19日 11:30

しろぞろさんの苦悩・・・どれほどのものかと、本当に胸が苦しくなります。
私は姉妹3人なのですが、姉の次男が「じいちゃんの跡を継ぐ!」と高鍋農業高校の3年生です。高校で飼育されていた牛さん豚さんは、処分され・・・子供達もそうとうの苦しみを背負ったようです。帰省も出来ず寂しい思いをしているのではないかと思います。
そんな苦しみや悲しみを乗り越えて、明るい未来を歩いて行って貰いたい!日本の農業を守らなくては・・・!
しろぞろさん、終息を迎えるその日までファイトです!
それから、心配して下さる方々の事電話で話したら「そりゃ~又元気が出たわ!頑張るからね。って言っちょって」と母より伝言でした。

さといもパパ 2010年6月19日 13:32

しろぞろさん
「第一産業の弱い国に未来はない」おっしゃる通りだと私も思います。自分たちの食に関することにもっと関心を持つことは、こどもたちにとっても重要なことだと思います。「食育」という言葉も良く聞きますが、今回の口蹄疫問題を受けて私たち大人も勉強する必要がありそうです。「食育」は大人にこそ必要かもしれません。

ぜぶらさん
甥っ子さん、ぜひおじいちゃんの跡を継いでほしい!今回経験した苦しみはきっと無駄にはしないでしょう。まだまだ終息の日が見えませんが、私たちも不必要な
外出は控える(娘よゆるせ!)など、口蹄疫対策に取り組みますよ。がんばろう!

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